カオリン|陶磁器・釉薬に使用される窯業原料
カオリンは、陶磁器素地や釉薬、化粧土などに使用される代表的な窯業原料です。
主成分であるカオリナイトを中心とした白色系の粘土質原料で、一般に「チャイナクレー」や「白陶土」と呼ばれることもあります。焼成後の白色度や耐火性、成形性などに関係するため、陶磁器、衛生陶器、タイルなどの製造に幅広く利用されています。
永大化学株式会社では、生カオリン、乾燥カオリン、焼成カオリンなど、窯業用途に応じた各種カオリンを取り扱っています。
主成分であるカオリナイトを中心とした白色系の粘土質原料で、一般に「チャイナクレー」や「白陶土」と呼ばれることもあります。焼成後の白色度や耐火性、成形性などに関係するため、陶磁器、衛生陶器、タイルなどの製造に幅広く利用されています。
永大化学株式会社では、生カオリン、乾燥カオリン、焼成カオリンなど、窯業用途に応じた各種カオリンを取り扱っています。
カオリンとは
カオリンは、主にカオリナイトを含む粘土質の鉱物原料です。
カオリナイトの一般的な化学組成は、Al₂Si₂O₅(OH)₄で表され、アルミナとシリカを含むことから、陶磁器素地や釉薬の原料として使用されています。
カオリンの性質は、産地や精製方法、粒度、不純物の含有量、焼成の有無などによって異なります。そのため、白色度だけでなく、成形方法や焼成温度、配合するほかの原料との相性を考慮して選定することが重要です。
カオリナイトの一般的な化学組成は、Al₂Si₂O₅(OH)₄で表され、アルミナとシリカを含むことから、陶磁器素地や釉薬の原料として使用されています。
カオリンの性質は、産地や精製方法、粒度、不純物の含有量、焼成の有無などによって異なります。そのため、白色度だけでなく、成形方法や焼成温度、配合するほかの原料との相性を考慮して選定することが重要です。
陶磁器素地におけるカオリンの用途
釉薬・化粧土におけるカオリンの用途
カオリンは、陶磁器素地だけでなく、釉薬や化粧土の原料としても使用されます。
釉薬に配合することで、アルミナとシリカを供給するとともに、釉薬スラリーの粘性や沈降性、素地への付着性などを調整する役割があります。
主な使用目的は次のとおりです。
・釉薬へのアルミナ・シリカ成分の供給
・釉薬スラリーの粘性調整
・原料の沈降抑制
・素地への付着性の調整
・化粧土の白色度や塗布性の調整
配合量が多過ぎる場合は、釉薬の流動性や溶融状態に影響することがあります。そのため、焼成温度や釉薬組成、使用する長石・フリットなどとのバランスを確認する必要があります。
釉薬に配合することで、アルミナとシリカを供給するとともに、釉薬スラリーの粘性や沈降性、素地への付着性などを調整する役割があります。
主な使用目的は次のとおりです。
・釉薬へのアルミナ・シリカ成分の供給
・釉薬スラリーの粘性調整
・原料の沈降抑制
・素地への付着性の調整
・化粧土の白色度や塗布性の調整
配合量が多過ぎる場合は、釉薬の流動性や溶融状態に影響することがあります。そのため、焼成温度や釉薬組成、使用する長石・フリットなどとのバランスを確認する必要があります。
生カオリンと焼成カオリンの違い
カオリンには、採掘・精製後の状態に近い生カオリンのほか、乾燥処理を行った乾燥カオリンや、加熱処理を行った焼成カオリンがあります。
生カオリン
生カオリンは、焼成処理を行っていないカオリンです。
粘土としての性質を持ち、陶磁器素地の可塑性や成形性、乾燥強度などの調整に使用されます。産地や精製方法によって、白色度、粒度、可塑性、不純物の含有量などが異なります。
粘土としての性質を持ち、陶磁器素地の可塑性や成形性、乾燥強度などの調整に使用されます。産地や精製方法によって、白色度、粒度、可塑性、不純物の含有量などが異なります。
乾燥カオリン
乾燥カオリンは、水分を減らして取り扱いや配合をしやすくしたカオリンです。
粉体原料として計量・混合しやすく、陶磁器素地や釉薬など、さまざまな窯業用途で使用されます。
粉体原料として計量・混合しやすく、陶磁器素地や釉薬など、さまざまな窯業用途で使用されます。
焼成カオリン
焼成カオリンは、カオリンを一定の温度で加熱処理した原料です。
加熱によって結晶構造や物性が変化し、生カオリンとは異なる性質を示します。可塑性が低くなる一方で、焼成収縮の調整や配合上の特性を目的として、陶磁器素地、釉薬、耐火物などに使用されます。
生カオリンと焼成カオリンは単純な品質の上下ではなく、使用目的や製造条件に応じて使い分ける原料です。
加熱によって結晶構造や物性が変化し、生カオリンとは異なる性質を示します。可塑性が低くなる一方で、焼成収縮の調整や配合上の特性を目的として、陶磁器素地、釉薬、耐火物などに使用されます。
生カオリンと焼成カオリンは単純な品質の上下ではなく、使用目的や製造条件に応じて使い分ける原料です。
カオリンを選定する際の確認事項
カオリンを選定する際は、商品名や産地だけでなく、実際の使用条件を確認することが重要です。
白色度・焼成色
鉄分やチタン分などの不純物は、原料の色調や焼成後の白色度に影響します。
白磁、衛生陶器、白色釉など、白さが重視される用途では、原料の白色度だけでなく、実際の焼成温度における焼成色を確認する必要があります。
白磁、衛生陶器、白色釉など、白さが重視される用途では、原料の白色度だけでなく、実際の焼成温度における焼成色を確認する必要があります。
粒度・粒度分布
粒度は、原料の分散性、成形性、乾燥性、鋳込み性などに関係します。
平均粒径だけでなく、粗粒分や微粒分を含めた粒度分布が、製造工程に影響することがあります。
可塑性・成形性
生カオリンは、陶磁器素地の可塑性や保形性に関係します。
ただし、可塑性が高ければよいとは限らず、乾燥収縮やひび割れ、成形速度などとのバランスを考慮する必要があります。
ただし、可塑性が高ければよいとは限らず、乾燥収縮やひび割れ、成形速度などとのバランスを考慮する必要があります。
不純物の含有量
酸化鉄、酸化チタン、アルカリ分などの含有量は、焼成色、耐火性、焼結性などに影響します。
使用目的に応じて、化学成分表や分析値を確認することが重要です。
使用目的に応じて、化学成分表や分析値を確認することが重要です。
焼成温度・配合原料
同じカオリンでも、焼成温度や配合する長石、珪石、粘土、フリットなどによって、焼成後の状態は異なります。
現在の配合や製造条件を踏まえて、試験配合や焼成試験を行ったうえで選定することをおすすめします。
現在の配合や製造条件を踏まえて、試験配合や焼成試験を行ったうえで選定することをおすすめします。
よくあるご質問
カオリンとカオリナイトは同じものですか?
カオリナイトは鉱物の名称で、カオリンはカオリナイトを主成分とする粘土質原料の総称です。
天然のカオリンには、カオリナイト以外の鉱物や微量の不純物が含まれていることがあります。
天然のカオリンには、カオリナイト以外の鉱物や微量の不純物が含まれていることがあります。
カオリンと粘土の違いは何ですか?
カオリンは粘土原料の一種です。
粘土には、カオリンのほか、蛙目粘土、木節粘土、ベントナイトなどがあり、それぞれ可塑性、粒度、色調、耐火性などが異なります。
粘土には、カオリンのほか、蛙目粘土、木節粘土、ベントナイトなどがあり、それぞれ可塑性、粒度、色調、耐火性などが異なります。
生カオリンと焼成カオリンは、どちらを選べばよいですか?
成形性や可塑性を必要とする場合は、生カオリンが使用されることがあります。
一方、焼成収縮の調整や、生カオリンとは異なる物性を必要とする場合には、焼成カオリンが検討されます。適した原料は、用途、配合、成形方法、焼成温度によって異なります。
一方、焼成収縮の調整や、生カオリンとは異なる物性を必要とする場合には、焼成カオリンが検討されます。適した原料は、用途、配合、成形方法、焼成温度によって異なります。
カオリンは釉薬にも使用できますか?
カオリンは、釉薬にアルミナとシリカを供給する原料として使用できます。
また、釉薬スラリーの粘性や沈降性、素地への付着性を調整する目的でも配合されます。
また、釉薬スラリーの粘性や沈降性、素地への付着性を調整する目的でも配合されます。
使用中のカオリンの代替品を相談できますか?
現在使用している製品の名称、用途、配合量、必要な化学成分、粒度、焼成温度などをご提示いただければ、取扱製品の中から代替候補を検討します。
ただし、原料を変更した場合は、実際の製造条件で試験を行い、成形性や焼成結果をご確認ください。
ただし、原料を変更した場合は、実際の製造条件で試験を行い、成形性や焼成結果をご確認ください。
SDSや成分表は入手できますか?
製品によっては、SDSや化学成分表などの資料をご案内できます。
必要な製品名と使用用途を記載のうえ、お問い合わせください。
必要な製品名と使用用途を記載のうえ、お問い合わせください。
カオリンに関するお問い合わせ
永大化学株式会社では、陶磁器素地、釉薬、化粧土などに使用される各種カオリンを取り扱っています。
製品の仕様、成分、粒度、荷姿、在庫状況、必要数量などについては、お問い合わせフォームよりご相談ください。
現在使用しているカオリンの代替品をお探しの場合は、製品名、用途、配合条件、焼成温度、必要な特性などをご連絡いただくと、確認がスムーズです。
製品の仕様、成分、粒度、荷姿、在庫状況、必要数量などについては、お問い合わせフォームよりご相談ください。
現在使用しているカオリンの代替品をお探しの場合は、製品名、用途、配合条件、焼成温度、必要な特性などをご連絡いただくと、確認がスムーズです。

